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2005.2.23 SET YOU FREE TOUR 2005〜BUNGEE JUMP FESTIVAL”CRUITHNE”レコ発〜
@十三FANDANGO

1.DAILY NEWS
2.下がった体温
3.routine
4.○か×(新曲)
5.MIND JIVE
6.手紙

SET YOU FREE TOUR 2005、BUNGEE JUMP FESTIVALのレコ発をlostageがサポート。
共演は他にSOME SMALL HOPEにNo Regret Life。
lostageはトリの前、3番手で登場。

lostageのライブが始まる前にはお客さんが前方へ駆け寄る姿が見え、注目が高まっていることが伺える。
いつもは前で見るのですが、この日は体調不良のため、いつもより少し後ろで見ることに。

メンバー登場。ん? 清水君のギターが違う。いつものギブソンSG?じゃない。
Les Paul Faded Double Catawayでしょうか?遠いこともあってよくわかりませんでした。
ヘッド部の真ん中がペグの所を残してくり貫かれてあります。この辺は清水君ならではですね。
見栄え的には前の方がいいかな。一時的なものなのかちょっと気になります。

さあ1曲目「DAILY NEWS」。
五味兄のヴォーカルがクリア。そしていつもより前に出ています。
バランスを変えたのかもしれませんが、いつも前で見てるのでヴォーカルが聞こえ難かっただけかもしれない。
まだエンジンかかってないかな?という感じですが、それでもやっぱりかっこいい。
ギターは結構崩し気味。

「下がった体温」、ライティングのじめじめした感じが曲に合っていて、とてもかっこいい。
曲の終わりで五味兄のマイクくわえパフォーマンスが飛び出す。勢い余ってマイクスタンドが倒れるが、
最前列の客が素早く元に戻す(ナイスサポート兄ちゃん)。

五味兄MC「BUNGEE JUMP FESTIVAレコ発おめでとう。誘ってくれてありがとう。」続いてドッキリ発言!!
「昨日も今日と同じ面子でライブやったんですけど、昨日のバンジーのライブを見て、ベースの堀越君なら抱かれてもいいと思いました」
後ろでニヤリと笑う田中君。そして客。

久しぶりに聴く「routine」。
lostageの持ち曲の中ではポップな方になるのでしょうか?
いつも安定している田中君ですが、今日は絶好調って感じではないかなと感じました。

そのまま続けて「新曲」。タイトルはわかりませんが、2月2日奈良NEVER LANDで演った曲と同じ曲。
ハードコア・チューンと言って差し支えないでしょう。かなりかっこいい。ゴリゴリベースが曲を引っ張っています。
間奏の清水君のギターのドライブ感がいい。おもしろい曲になるんじゃないでしょうか?アルバムが楽しみ。

もう1曲続けて「MIND JIVE」なのですが、イントロでいきなりハプニング発生。
拓人君のギターの音が出ない!全然出ないのです!焦る拓人君。ギターをガンガン叩いてました。
拓人君、何とか弾こうとするがやっぱり音が出ない。おまけに弦も切れる。
演奏ストップするかな?と思ったのですが、バンドはそのまま演奏を続ける。
拓人君は原因が判らず、アンプの電源を入れ直したり、エフェクターを触ったりするが直らない。
SOME SMALL HOPEの藤井氏がスペアギターを持って来るが、ギターの問題ではなく結局コードが悪かったよう。
最後まで拓人君のギターは回復せず。でも、それを補うかのような五味兄のやけくそ気味に張り上げるヴォーカルがすごい。
ドキドキハラハラゾクゾクしました。

拓人君のギターを直す間に五味兄がライブ告知MC。切れた弦を交換して、チューニングを合わせてと大忙しな拓人君。
途中で清水君がFUGAZIの「Waiting Room」のイントロを弾きはじめる。それに合わせる田中君。
「Waiting Room」・・・「みんな待っとんで、早くしいや」という清水君の洒落を込めた突っ込みでしょうか?
拓人君はニヤっと清水君の方を見て笑っていました。

ギターも直って、最後の曲「手紙」。五味兄「まあギターも機械なので壊れることもありますね」。
曲に入る前に拓人君が五味兄のマイクに寄り、ニコッと笑って一言「あの、怒ってないんで。最後がんばります」。
一番若いのに、いつもすごく落ち着いてるし、客へのこの気配り。ナイスガイです。
実は今年初めて聴く「手紙」。五味兄が最後バスドラムの上に乗ってベースを弾く。激しい演奏でした。

全体的にかなり荒い演奏だったと思う。lostageの場合はあんまりカチッと演奏すると持ち味が出ないと思うのですが、
今回のような激しくて荒い演奏にキレとタイトさがうまく噛み合えば無敵だと思う。