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2005.4.15 銀杏BOYZ 世界ツアー2005「鹿とおれ、どっちが大切なんだよ」@奈良NEVER LAND

1.MIND JIVE
2.○か×か
3.DAILY NEWS
4.BUTTERFLY
5.下がった体温
6.手紙

ティーンエージャーに大人気、各地地方公演までソールド・アウト連発の銀杏BOYZの
世界ツアー2005「鹿とおれ、どっちが大切なんだよ」を我らがlostageがサポート。
会場内はもちろん、会場の外にも溢れるほどの銀杏HEADSたち。おそらくほとんどが10代の若者。
地元奈良でのライブと言えど、いつものlostageの客層と比べても幾分若い客に囲まれて、
いざどんなライブをやってくれるのか興味津々で出番を待つ。

lostage登場。田中君は先日の心斎橋DROPのライブに引き続いてSONIC YOUTHの「Goo」Tシャツを着ている。
珍しくすぐに曲に入らず、五味兄のMCからライブには入る。「どうも始めまして。僕たちlostageと言います。
銀杏BOYZのみなさんレコ発おめでとうございます。よろしくお願いします。」

ほとんどの客が銀杏BOYZ目当てという事もあって、まずあいさつからということか。
「はじめまして」と言いつつ、しっかりと客から歓声が上がる。

最近一発目の定番になりつつある「MIND JIVE」。ここ最近イントロでは五味兄がマラカスを振っていたが、
今日はタンバリンになっていました。後ろで観るつもりだったが、音が鳴った瞬間に思わず前に駆け寄る。
音の悪さが気にならないくらいのテンション炸裂の演奏。

「○か×か」。この曲も2曲目として定着。人の頭と頭の間からわずかに見える清水君の首振りに合わせて、
背伸びしながらノル。拓人君はほとんど見えない。

五味兄「ありがとうございます。今日は銀杏BOYZのレコ発なんですが、みなさん怪我などないように楽しんで帰ってください。
僕たちのライブを見てくれて、聴いてくれてどうもありがとうございます。」

「DAILY NEWS」「BUTTERFLY」「下がった体温」と3連発。いつもは2曲ずつ区切ってライブを進行するのだが、
今日は最初にMCを入れたり、いつもとは少し違った形で進んでいく。客も銀杏BOYZのような激しいノリ方ではないが、
小刻みに体を揺らしたり、リズムを踏んだりと気持ちよさそうだ。
「下がった体温」はここ最近のお気に入りでライブで抜群にカッコイイ。この日も激しい演奏に圧倒される。

五味兄によるライブ告知に続いて「最後に『手紙』という曲なんですが、銀杏BOYZに・・」と最後は銀杏BOYZに捧げられる。
イントロの拓人君のギターの残響音がとても気持ちよく響く。胸が詰まるようでいて、気持ちが開放されるような、
“あの感覚”に包まれる。拍手喝采。「手紙」で締めくくったのは正解だったと思う。
銀杏BOYZのファンにlostageの音がどう響いたのか分からないが、今日はとてもいいライブだった。