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2004.11.6 GO&SEE vol.9@十三FANDANGO

1.DAILY NEWS
2.FX100
3.クリスタルレイク
4.人間ロボット
5.下がった体温
6.タイル
7.routine
8.少年
9.MIND JIVE
10.手紙

encole
11.BUTTERFLY
12.2:50

東京でのワンマンに対して大阪での2マンということで、
この2つのライブは『P.S.I Miss You』レコ発ライブの集大成イベントである。
対バンはASPARAGUS。
lostageと関わりの深いGOO&SEEの濱本氏の企画によるイベントだ。
持ち時間が長いということで見る方も気合が入る。

気合一発「DAILY NEWS」。
そして「FX 100」。
やっぱりこの並びがいいと思う。

「僕らがデモテープの時からずっと付き合っている濱本敬という男がおりまして、
やつがGOO&SEEという企画をやってて、今日は僕らとASPARAGASと2マンで
企画をしていただいてありがとうございます。」

と五味兄が濱本氏に感謝の意を述べる。

「新曲をやります」とMCがあり「クリスタルレイク」へ。
初めて聴く曲。
タイトル通り、青白く、冷たい湖を連想させるギターの旋律。
淡々と進んでいく曲だが、終盤のギターのリフレインから徐々に盛り上がっていく。
lostage得意の展開。
何とも言えない胸の詰まる感じがする。

続けざますぐに「人間ロボット」へ。

五味兄「あのー、だいたいいつもライブでヴォーカルが僕しかいないんで、
MCとか僕が全部やってるんですけど、今日はちょっと時間があるんで、
彼らにしゃべってもらおうと思います。じゃ、ちょっと代わります。」
清水君「あのね、みんなね、みんな来てくれてありがとうね、うれしい」(恥ずかしそう)
拓人君「ありがとうございます」

笑い声と温かい拍手。

五味兄「次の曲は2年くらい前に出した今日の主催者のレーベルから出したCDに入っている曲です。」

「下がった体温」

田中君の頭を振りまくっての激しいドラミングがとてもかっこいい。
音はもちろんタイコを叩く姿がとても絵になる希有なドラマーだと思う。

新曲「タイル」を挟んで久しぶりに聴く「routine」。
新曲なんかも少し暗い目の曲が多いので、この曲でパッと明るくなるような印象を受ける。
そして田中君のドラムが歌うように曲を引っ張っていく。
五味兄のヴォーカルと田中君のドラム、歌い手が二人いるかのよう。

「少年」の後、五味兄がMCで謝意を述べる。

「あと2曲で終わりですが、最後まで残ってくれてありがとうございました。
今日はここでやれてすごいしあわせです」

「MIND JIVE」、「手紙」で本編終了。

すかさずアンコールを求める拍手が沸き起こる。

メンバーがステージに戻ってくる。
拓人君が「あれが濱本君です」と濱本氏を紹介する。
「僕が16歳くらいからずっとお世話になってて、もう6年くらいかな?」
ここで清水君が「そうなん?」と驚いていたのがおかしかった。

アンコールは「BUTTERFLY」、「2:50」で終了。

全12曲。
いつもイベントではだいたい6曲くらいしか聴けないので、
今日はお腹いっぱいというか満足感いっぱいのライブだった。
五味兄がライブ途中のMCで「しあわせだ」と言っていたが、
観客もみんな「しあわせだ」と思っていたに違いないと思う。
そんなライブだった。