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2006.6.4 lostage Tour 2006 PLAY WITH ISOLATION TOUR FINAL@奈良/NEVERLAND

1.TELEVISION CITY
2.種蒔く人々
3.人間ロボット
4.CHANNEL 11
5.BUTTERFLY
6.少年
7.ROUTINE
8.ガラスに映る(新曲)
9.DAILY NEWS
10.FX100
11.MIND JIVE
12.○か×か
13.TOKAGE
14.下がった体温
15.INSIDE/OUTSIDE
16.手紙
17.2:50

アンコール
18.街

1月末からスタートしたアルバム『PLAY WITH ISOLATION』のレコ発ツアー。
そのファイナルは同郷バンドkacicaをゲストに迎え、地元奈良にて堂々のワンマンライブ。
地元関西のファン、この日のために地方より駆けつけたファン、メンバーの友達、
本当にたくさんの人がここ奈良に集まっていました。

開場時間が大幅に遅れたため、ゲストkacicaの演奏が終わってlostageが出てきたのが8時30分頃だったか?
久しぶりに髪を短く切った清水君。五味兄やんのPublic Image LimitedのTシャツがカッコイイ。

肩に力が入りまくっていた3月の大阪ファンダンゴのライブとは随分違って、
気合の中にもリラックスした空気が感じられて、客共々、今日のライブを楽しもうとするのが伝わる。

『P.S.I miss you』と『PLAY WITH ISOLATION』から全曲。加えて新曲を1曲。
今ある全ての持ち曲を披露。
何も文句なんてないくらいlostageを堪能できた1時間40分でした。

五味兄は今までのライブでもそうであったように、何度も何度も今日来てくれたお客さんや関係者に感謝の意を述べていました。
そしてまた、いつものように客のレスポンスの弱さに苦笑していました。

久しぶりにやってくれた「routine」や「FX100」、「MIND JIVE」で落ちたマイクを五味兄の口の中に突っ込んだ清水君。
うれしいこと、おもしろいことはいっぱいあったけど、何と言っても今日のスペシャルはアンコールの「街」でしょう。

「ライブではできない」と公言していたこの曲をkacicaのメンバーの助けを借りて総勢9名で演奏。
構成としてはアコギ1本、エレキ4本、ベース1本、ドラムス、コーラス(だったと思う)。
なんと拓人君は宣材写真の、あの女子高生の制服姿で登場。「こんばんは、女子高生です」とニッコリ笑って一言(笑)。
もちろんスネ毛はボーボーだ(笑)。
ここは岩城君にもぜひドレス姿でドラムを叩いて欲しかったところ。

五味兄が椅子に座って、一つ一つ確かめるようにアコギで「街」のイントロを弾く。
それにエレキギターが重なり、リズムが重なり、コーラスが重なって、あの重厚な曲が形成されていく。
正直な所、もっとめちゃくちゃになるかと思っていたのですが、これがなかなかうまくまとまっていて、
感動的な演奏になっていました。
始めはlostageのメンバーの前にはコーラス用のマイクスタンドはなかったのですが、
途中からkacica堀氏のマイクを借りて、恥ずかしそうに、
そしてうれしそうにコーラスに参加している清水君がかわいかったです(笑)。

アンコールまででも充分すぎるほど幸せな時間だったのですが、
ファンにとってはこれ以上ない、とっておきのプレゼントになったのではないでしょうか。
(時間の問題でこのアンコールを見れなかった人もいたのが残念と言えば残念か?)