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2006.8.27 RUSH BALL 06@泉大津フェニックス

1.英雄と人殺し(新曲)
2.下がった体温
3.○か×か
4.LIBIDO
5.MIND JIVE
6.手紙

毎年2万人以上の集客を誇る、関西の一大ロックイベントRUSH BALL 2006。
我らがlostageが出演するのは、残念ながらそのメインステージではなくて、
会場の入退場口を出たところにポツンと設けられているAT/MCテントという名の特設テント。
キャパで言うといっぱい入って300人といったところか?
有名どころを集めたメインステージに対して、こちらはこれから枝葉を伸ばしていこうという
新進気鋭なバンドをラインナップしているようです。

lostageの出番はちょうど一番熱い時間帯の14時20分。
メインステージではthe band apartが演奏中。
にもかかわらず結構なお客さんが集まっていました。
ちなみにこの日は拓人君の24歳のバースデー。

タイトなツアースケジュールに加え、夏バテもあるのかな?
メンバー皆、顔に疲れが出ていて、ちょっとしんどうそうに見えました。
特に五味兄は不眠症の影響もあるのか、目が赤く充血していて辛そう。
拓人君も少し痩せたのかな?

1曲目は意表を付く初披露の新曲でスタート。
五味兄のブログで「英雄 と 人殺し」と(仮)タイトルが付けられていた曲。
イントロから五味兄が歌い出すまでが長い。
一瞬インストなのか?と思ったくらい。
シンプルなリフを繰り返すヘビーなナンバーです。
最近は無駄を削ぎ落として、よりシンプルな方向に向かっているような気がします。
好きです。

こういったテントステージでは仕方ないのでしょうが、音は劣悪と言っていいくらい悪い。
耳が慣れるまでに少し時間がかかる。音のせいもあるのか出だしは少し重たそうな印象。
「○か×か」くらいから調子も出てきたようで、五味兄もほとんどやけくそ気味に歌っていました。
見る方のテンションも上がる。
しかし曲が終わると一変して、五味兄の元気がないのが少し気にかかる。

「MIND JIVE」のとき、五味兄がいつものようにマイクを倒したのですが、
それを元に戻そうとしてスタッフの人が直しに来るのを五味兄はマイクを足で踏みつけ、
意地でも直させへんぞ!と抵抗。スタッフも負けじと何度もマイクを引っ張るが一歩も引かない五味兄。
最後にはスタッフも諦めてステージ袖に帰って行きました(笑)。
そして床に這いつくばって、顔を真っ赤にして熱唱。
その一部始終を至近距離で見ていた岩城君はドラム叩きながら大爆笑。
この「MIND JIVE」と次の「手紙」は完全に陶酔状態に入れて本当に気持ちよかった。

30分と短い持ち時間でしたが、ここ最近のステージの中では刺激的なパフォーマンスをやってくれたと思います。
来年はこのパフォーマンスをメインステージの方で見れるといいと思う。
せっかくこんなにいっぱい人が集まっているのに、このライブを見た人が高々200人というのは寂しいし、
たいへんもったいないことだと思う。