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2007.8.8 〜DRAMATIC TOUR 2007〜@柏/ALIVE

6バンド目。やっとだよ、lostage。
時間は相当押してます。
BANDWAGONとNAHTががんばってくれてかなり戻したけどそれでも予定オーバー。
不覚にももう眠くなってきちゃった。待ちに待ってたのにマズイです。
かなり気を失いそうな気分で聴く。
時間がないので最後まで聴けるのか・・・

「RED」、高まった気分が一気に爆発してくる感じです。
スピーカ横にいたのだけど音圧がすごい。
音の圧力をこういう風に感じたことがない気がするほど。
途中で拓人くんのピックが折れるのが見えた。

五味兄より「終電が気になるでしょうけど、最後まで残ってくれてありがとう」のご挨拶。
・・・かと思ったらいきなり清水君が 「lostageに入る前に兄弟でバンドやってたんですけど、
その時のベースの人が・・・」と言い始め、兄の頭に『?』マークが・・・。
「『終電が怖くてロックができるかっ!!』て言ってたんです。」

「何言ってんの?」と五味兄苦笑 。

今日はlostageの日だもの、最後まで聴きたいのはやまやまですよ。
でもこの時点で22:40回ってるから。
終電は気にしたくないけど気になる。
今日の主役なのにこんな風に押し詰まっちゃってかなり気の毒だった。
だから今日はあまり喋りにはまらないようにしてますね。
兄の話はいつだって聞きたいから実際とても残念です。

五味兄「轟音を聴いてると頭が悪くなるんですかね?轟音で音楽を聴くのが好きなんです。
頭がいいと思われたいけど・・俺は頭が悪いと思う」

いやいや、兄さんはその気になれば聡明だと思います。
ただし、そういう生き方を選択しないんだと思う。
彼は<考える人>で、 <考えてしまう人>であるように見えます。
情けないことをうだうだ言っているように見える時でも、何か掴み取ろうという葛藤を感じる。
そこがいいんだと思う。

決めていた通りに右ギター前で見た。
「公園の裏の黒い蝉」を弾く拓人君のギター最高です。とても好き。
岩城君のドラムと絡まって、この曲カッコ良すぎてドキドキする。
lostageの2本のギターはどちらがどう鳴るのか興味深いです。
拓人君の弾くメロディラインをきれいだな〜と思うけれど、
2本同時に同じリフを弾いていたり、交互に音が加わったり、
あまり面白いので気がつくと体動かすのも忘れて真剣に見ている。

あっという間に50分ほどの出番は終わってしまった。
途中1回マイクが外れたけれど、すかさず直す女子スタッフ偉い!
「手紙」でドラムセットにのぼる兄。でも今日は控え目。
本編が終わって、お約束のアンコール拍手が起こると、
1分も待たずに清水君が出てきて、もう速攻ギターを手に取り「MIND JIVE」のイントロを弾き始める。
時間がないけど聴きたい気持ち分かってくれてありがとう。
この人の弾くこのイントロ、大好き。
この曲の良さは、ここにある!と言ってもいいくらいだといつも思う。
拓人君のギターは彼の強さで音をコントロールするといった弾き方なんだけど、
清水君の方は中に入り込むっていうか、常に音と一体化してる。
歪んだ音を出しながらゆらゆらしてる清水くんを見るのが好き。
向き合い方が全然違う。
こんなギターが二人いて幸せなバンドだなと思う。
「MIND JIVE」の最後は兄がドラムセットを楽屋口まで引きずっていって終了。
祭り終了。
ちょっと放心。

REPORTED BY みるく☆さん