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2007.9.1 〜DRAMATIC TOUR 2007〜@徳島/CROWBAR

REPORTED BY なっこさん

1.RED
2.こどもたち
3.ドラマ・ロゴス
4.ガラスに映る
5.LIBIDO
6.海の果実
〜encore〜
7.手紙

メンバー4人やスタッフたちでのセッティング中。
気をおくりつつ気をためる。
いわゆるひとつの元気玉。

拓人くん、中央のマイクスタンドへ。
「こんばんはlostageです」と言い終わるか終わらないかのタイミングで「RED」スタート。

岩城くんのドラムで床が揺れる。
足の裏から上へ上へと流れてくのと、体の表面から感じるのとが、一気に混ざって重く響く。

長いこと待ってた今日がとうとうやって来たのだなと思った。
時々来るこのCROWBARにlostageがいることが嬉しいのに、なんだか不思議でならなかった。

「こどもたち」の後、「徳島は1年ぶりです・・・」と五味兄。
「昨年の4月30日以来やから1年と4ヶ月ぶりっス!」と心の中で瞬時につっこむ。
4ヶ月の差は大きいよ。

「muleが呼んでくれたら、またいつでも来ます」
この発言に何人の阿波っ子がときめいたか!アガッったか!!

それ以降、ほとんどMCらしいMCはなく、あっという間にラストの「海の果実」。
なんでこの曲はこんなにも美しくて切ないんだろう。
CDで聴くのとは何やら違った生ゆえの感覚を。

そしてアンコール。
やっぱり清水くんが一番最初に出てきた。

上下の清水くん。
左右の拓人くん。
岩城くんのドラム。
そして叫ぶ兄。

CROWBARの人口密度の濃さは当たり前として、その高さに驚いた。
男子の比率がいつになく大きくて、背もとにかく高かった・・・
天井付近の空気でさえ薄く感じた。
地元バンドの人たちもたくさんいたな。

たとえ家からライブハウスまで1、2時間かかるとしても地元(徳島県内)でlostageのライブだなんて、
・・・しあわせだ。
ライブ後、物販やフロアだけじゃなく五味兄の楽器や機材を片づけたり運んだりする姿さえもなかった。
悪寒、高熱、腹痛・・・
きっと立ってるのもしんどかったやろうのに、25分という短い持ち時間とは言え、ライブをしたこと。
見ている者たちにそれを感じさせることも、MCでさりげなく話すこともなかったこと。
これもひとつのドラマでしょうか。

後日お兄ちゃんのブログに、
「そんなに遠くない未来にまた徳島で次回リベンジしたいと思います」とあった。

いろんな意味を含んでの「リベンジ」、
待ちたいと思います。
遠くはない未来に。

帰り道、年に1回ライブに行くか行かないかの妹にとってはもちろん初のlostage。
「アルバムの最後の曲、始めの音が合わさるとこで涙が出そうだった。自分でもびっくりした」
としみじみ言った。

ほら、確実に劇的に広がってくのです。