結果的に清水雅也の脱退サヨナラツアーとなった攻めのクアトロSHOWNENツアー。地元関西のライブがソールドアウトし、対バンを盟友8ottoとOGRE YOU ASSHOLEが務めてくれるというのは、lostageにとって、考えられる限りの最高のシチュエーションだと思う。
いつも通り「RED」で始まって、小気味良く進んでいくセット。演奏もビックリするくらいにまとまっていて文句を付けるところがない。ボソボソしゃべる五味兄のMCもいつも通りで。
「人間ロボット」後のMCは五味兄、清水君、拓人君と順番で結構長い目に時間を取っていました。拓人君曰く「今年はもっとしゃべろうかなと思って」とのこと。
バンドの演奏中は、これでこのメンバーによる演奏を生で見れるのは最後になるんだという実感みたいなものはほとんど沸かなかった。
「MIND JIVE」が終わって、五味兄から清水君へ「お疲れ様でした」とメッセージ。今までいっしょに作った曲をこれからも大切に演奏していくと言っていました。合わせて、現在決まっている3月のライブを新メンバーで行うと発表がありました。
アンコール後のMCで再三「湿っぽくならないで欲しい」と訴える清水君は、最後には、「ちょっと脱退します」とコメント(笑)。会場は爆笑、失笑で、五味兄はすかさず笑いをこらえながら「そんなん無し・・・」と返していました。
その後、清水君と初めて作った曲をやりますと言って「2:50」を演奏。これで終わりかなと思っていたのですが、もう1回アンコールがあって「TELEVISION CITY」を最後に。
セットリストはメンバーで最後にやりたい曲をチョイスしたのでしょうか?客観的に見ても現時点でのキャリアを総括する意味においてベストと言えるものだったと思います。全編通して演奏は非常に丁寧でまとまっていました。たぶんいろんな気持ちをこめて演奏しているんだろうなというのが伝わってきました。
一方、節目節目となるポイントで、いつも大事に行くのは良くも悪くも非常にlostageらしいなとも思ったり。清水君も、他のメンバーも次に待っているのは否応のない“変化”であるはず。その変化がどうなるのかはやっぱり気になって仕方がないところ。何はともあれ、清水君には「お疲れ様でした」と言いたい。
REPORTED BY robin
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