SE「get the dog」が鳴り始めて歓声と共に登場。ハコの大きさの割にステージ高め。横幅はないのでフロア壁際だと全体は見にくいかも。

「サーカス」から始まる初期の曲が多いセット。今日は全体的に重くてごっつい演奏。「ROUTINE」っていつもはもっと軽やかな気がする。

「こどもたち」も少し粗いくらいの攻撃性。でも今日の音は好きだな。

MC「昨日からARTのツアーで一緒にやって、今回初めてまともに喋れました」（会場笑）。

MC「早くARTを出せと思ってるお客さんが多いと思いますが、自分が目当てにしてきたバンドじゃないのも聴いてみてください。むしろそういう人たちの記憶に残る演奏をしたいと思います。そういう機会を与えてくれたARTに感謝してます」みたいな発言。

本音だろうし兄はこういう事をよく言うけど、あんまり印象は良くない・・よね。やはり説教くさい。

「BUTTERFLY」、一番好きな曲なのに一瞬「何だっけ？」と思ってしまった。イントロのところ弾きにくいのか、中野っちはしかめっ面で弾く。いつもの中野ギターとちょっと違う気がする。

「SF」、スピード感ある。音程が少し不安定。転調してるように聴こえます。ただ今日は歌詞のキレがよいと思う。「Stand up」♪のとこの歌い方を変えていてカッコ良かった。

「SURRENDER」、イントロのアルペジオが好きなんだけど、「あれ？」と思う内に聞き逃した。なぜだろう。聴こえなかった。ギターの音が小さめだったのかも。

「2：50」、初期名曲。心揺さぶられる曲。曲自体の美しさがすごい。こういう情緒的な曲は淡々とさりげなく弾いてる時がいい気がします。シンプルだけどギターと兄の声のバランスがとても好きです。lostageについてはいつもあれこれ考え込んでしまうんだけど、特に今日のようなライブに来るといろいろ粗が見えて客観的にいいライブではなかったと思うのに問答無用に張り倒される。そこに篭っている感情がたくさんあるからなんじゃないか。単純にメロディーとかリズムとかではない積み重ねた時間のような結局外に見えていない部分に一番訴える力があるんじゃないかと思ったりします。

REPORTED BY みるく☆さん