2009.11.1@東京/SHIBUYA-AX
ASPARAGUS presents BKTS TOUR 2009

REPORTED BY kikuoさん

1.じゃあ、さようなら
2.こどもたち
3.SF
4.SUNDAY
5.INSIDE/OUTSIDE
6.SURRENDER
7.手紙
8.2:50
9.MIND JIVE

ASPARAGUS主催のBKTSツアーのファイナルということで、いつもと違ってかなり大きなハコでした。この日の出順は2番目。いつものSEでメンバー登場。

ピアニカの音が大きな会場に響いて「じゃあ、さようなら」。出だしから他の競演3バンドとは全く異質な空気を醸し出していました。lostageのときはお客さんが静かで体を揺らしながらじっくり聞いている感じでした。

「SF」の後で短いMCがあったのですが、その後にドラムから「タン!タン!タン!タン!」というライブでは聴きなれない音が。何だっけ、何だっけ、これ知ってる、凄い好きなハズ!!と、頭が混乱。もうライブでは聞けないんじゃないかと思っていた「SUNDAY」!

意外な選曲にテンションが俄然上がりました。ノリノリで聞いていましたがステージのメンバーはあまり動かない。中野君もギターと睨めっこ。お兄ちゃんも直立に近い形でほとんど前を見て歌っていました。こんなにポップな曲なのに、まだ演奏がこなれてないからでしょうか。でも、クアトロで聞いたときより音に厚みがあっていい感じでした。ライブでちょくちょくやって進化させていって欲しい曲ですね。

ガラリと雰囲気を変えて「INSIDE/OUTSIDE」。最後の方で拓人君のギターの音がよく聞こえなくて綺麗なギターフレーズなのに、もったいないなあと思いました。

この後またMC。ここでお兄ちゃんが11月11日のアコースティックライブのことにふれて。この日のために楽屋で高本さんや忍さんたちにギターを教えてもらっていたと言い、会場から笑いを誘っていました。

「SURRENDER」では歌い方を変えている部分がありました。前よりも言葉の終わりが強調されるような歌い方でした。今までの流れるような感じとは違って、激しい感じ。どちらがよいかは好みが分かれるところでしょうか。

「MIND JIVE」の前のMCでお兄ちゃんが「あの、僕のお願い聞いてもらっていいですか・・・・・・駄目?」と、徐に話し始める。「COMEBACK MY DAUGHTERSのライブように曲にあわせて拍手されてみたい。自分たちのライブでは全くないことなので、せっかくの機会なのでお願いします」とのこと。「一生の思い出にしますんで」と言っていたような。

というわけで「MIND JIVE」でみんなで手拍子することに(笑)。お兄ちゃんが中野君と一緒に「え〜っとリズムはね、こんな感じ?」と手拍子してみせていました。何故この曲で手拍子?と思いました。すごく拍子とりづらかったです。でもお兄ちゃんをはじめメンバーは楽しそうに演奏していました。BKTS TOURならでは奇跡(?)だったのでしょう。

このイベント全体が凄く楽しい雰囲気で、演奏している方も心底楽しんでいるのが伝わり、 リラックスして演奏を聴けて楽しかったです。ただ、私がいた場所は音のバランスがあまり良くなかったのが残念。特にVoの音量が小さいのが気になりました。「SF」とかお兄ちゃんが叫ぶところがかっこいいのに。もったいないですね。