2009.11.3@柏/ALIVE
lostage presents「SHOWNEN`09」

lostage企画『SHOWNEN’09』ということでトリでした。

いつものSE「get the dogs」でメンバー登場。お兄ちゃんがマラカスを鳴らし始めるとSEが止んで「サーカス」。

続いて「SF」。今日は前から2列目くらいで聞いていたので歌はほとんど生声。歌がちゃんと聞こえると痺れるくらいカッコイイです。

次は「RED」。ALIVEで見る「RED」はいつも凄く良い気がします。演奏中の殺気にも近い緊張感。この日も鳥肌が立ちました。

「RED」の後でMC。茨城県牛久の大仏を見に行ったので、その話を次のMCでやりますという予告が入りました。お兄ちゃんが、自分が喋っているとき他のメンバーがどう思っているか気になるというと、中野君が「まあ、今のところはまだ(大丈夫)…」と返事。拓人君が苦笑いしていたかな(拓人君の前にもマイク置いて欲しいですね)。

一番最近作った曲をやりますと「じゃあ、さようなら」。そういえば、ピアニカ構えて照れることがなくなりましたね。

この日の「こどもたち」は中野君のコーラスがお兄ちゃんの声とよく合っていました。いつもはコーラスと歌が微妙にずれているように思っていたけど、大好きな曲なので演奏も良くて凄く嬉しかったです。

「点と線」の後でMC。ここで牛久大仏トーク。都内での宿泊は高くつくので昨日は茨城に宿泊、近くに牛久の大仏があるのを知って見に行ったとのこと。大仏について色々話していましたが、とにかく馬鹿らしくて面白かったと言いたかったようです。きっと信仰心とは全く関係ないとこで作っていて無駄なものなのだろうけど人が見て面白ければいい、音楽も同じ、ということを話していました。

MCの後、「少年」のイントロのベースが聞こえてきましたが、転換中に見えたセットリストの紙には「少年」は書いていなかったのでそこからセッションでもするのかと思っていたら、そのまま「少年」を演奏してくれました。

「SURRENDER」から「手紙」「2:50」の流れはBKTSツアーから定番になりつつありますが、何回聞いてもグッと来てしまうのが凄いです。「SURRENDER」の途中でお兄ちゃんがVo音量上げてくれと合図していましたが、この後からたまにノイズが入るようになってしまいましたが。

アンコールではお兄ちゃんがまず出てきて、メンバーから大仏の話をしてこいと言われた、その間にアンコールで何をやるか話し合っていると言って、大仏の話や競演バンドへの感謝を述べたりしていました。他のメンバーが戻ってきて、「で、なにやるの?」と兄ちゃんが言うなり中野君がギターを鳴らし始め、そのうちお兄ちゃんもタンバリンを鳴らして「ATS&S」。

「ATS&S」終わりと同時に中野君がギターを激しくかき鳴らす。お兄ちゃん、拓人君も続いて楽器をかき鳴らす。岩城さんもシンバルを激しく叩く。そしてきました「MIND JIVE」。中野君が笑顔でギター弾きながら拓人君の方に歩み寄って顔を見合わせていました。お兄ちゃんは最初からマイクスタンドからマイクをもぎ取り歌って、マイクスタンドにマイクを戻したと思ったらマイクスタンドごと持ってモニタースピーカーに登って歌う。私の目の前にマイクスタンドの脚がぷらーんと宙に浮く形になっていて、スタンドを支えたほうがいいかな、なんて考えていたら、そのままドスンとマイクスタンドがフロアに下りてきました。すかさず兄ちゃんがマイクスタンドを持ってフロアになだれ込んできてそのまましばらくお客さんの中で演奏。ずいぶん盛り上がっていました。後半お兄ちゃんがステージに戻りましたが、今度はマイクケーブルをもってマイクをブンブン回しながらバスドラの上に。その後ベースアンプの上によじ登って天井の照明につかまりながら叫ぶ叫ぶ。そこで床に唾を吐いたりもしていましたね。見ている方としてはアンプが倒れないか、照明が落ちてこないかハラハラ。スタッフも2人がかりでアンプを支えていました。演奏終わったときお兄ちゃんはアンプから床に飛び降りて去っていきました。このときの岩城さんの満面の笑みが印象的でした。

その後スタッフがアンプの電源を切っていて、客電も点いたのですがお客さんたちが拍手を続けて帰る気配なし。しばらくしてお兄ちゃんが出てきて喜ぶお客さんたちでしたが、もう時間も遅いし、右脚がつってしまったので演奏は終わりとの事。11月17日と12月17日のSHOWNENの告知と挨拶をして、脚をひきずりながら楽屋に戻っていきました。

この日は曲に合わせてお兄ちゃんの表情が変わり、歌がないところでも何やら口ずさんだり踊っているのか脚をカクカクさせる変な動きが何度も見られたりずいぶんのっているなあ、と思いました。前の方で見たせいもあってか、迫力があって引き込まれる演奏であっという間に時間が過ぎてしまいました。

REPORTED BY kikuoさん