lostage企画『SHOWNEN』。もちろんトリです。セッティングで音を確認しているドラム。そこに乗ってくる兄さんのベースがカッコいいです。ライブに行って今日が良いかどうかって 、最初のフレーズを弾いたぐらいで判るような気がする。今日はいい感じになる。

おなじみのSE「get the dogs」でメンバー入場。今日の「SF」では強い想いがこみ上げる。脈打つlostageの核みたいなものは、ここにもちゃんと存在している。

「サーカス」から「RED」までの途切れない流れが良い。この曲がこの瞬間が愛おしいと思う。

ここでMC。お決まりの挨拶をした後で、「牛久の大仏の話をしたいんですけど次のMCで」と異例のMC告知。

兄「喋ってる時に他のメンバーが僕のMCに対してどう思ってるか気になるんですけど、どう？今日は」

中野「まあ、まだ」（まだ大丈夫ってことか？）

　 兄「一番最近出来た曲をやります」

「じゃあ、さようなら」は今までライブで聴いた中で一番良かった。ピアニカの音が印象的で中野くんの弾くフレーズと相性が良い。そこがすごく良いと思う。

最近の「こどもたち」は特にいいと思う。この曲はこんなに強い曲だったかなぁ。

「点と線」の最初の軋む警告音から、続けてズシンと来るところが好きです。客席からオイオイコールとかがかかってもおかしくないのに。

2度目のMC。「牛久の大仏の話気になるでしょ。見たことある人？」って話始める。首都圏は宿泊代が高いのでつくばに泊まってたらしい。大仏は高さが150何メートルとかだそうで、青銅で出来ていて立ってるんですけど・・・」とやたら詳しく説明。「 胸のとこにある窓が地上28階らしい。眺めもいい。皆さんも是非行ってください」とのことでした。

ここで床のリストにはない「少年」。何と言っても自主企画『SHOWNEN』ですからね。「FX100」もいつかやって欲しいです。

「SURRENDER」はこなれてます。その分、流して弾いている気がしないでもないけど。安心して聴いていられる美しい曲。

この後「SURRENDER」の音を残しての「手紙」への繋ぎが良かった。「2:50」へも音を切らずに続いていく。この曲は涙腺を刺激する。

アンコールは 「大仏の話してこい」って言われたとまず兄登場。その間に何の曲やるか決めるのだそう。兄は今日の対バンの話を。私はあんまりピンとこなかったけど WE ARE!良かったと言ってました。「あこがれ」という曲が良いと。

さてさてメンバー登場で 、何かよくわからない音が中野ギターから出始めて、「うwWWWaaaaーーーん」となる。「ATS」の音と違うがこれもやっぱり「ATS」だなぁ。少し壊れた今日の「ATS」いいと思う。

こういうグルーブ感が出ると無敵。止めるな止めるな。その勢いのままで強風のようなノイズ音とともに「MIND JIVE」へ。

かっこいい。マイクスタンド倒す。起こす。柵にのる兄。マイクを指差して催促（こういう時に勘の悪いスタッフってイラっとする(笑） 、結局マイクスタンドを客席へ。しばらく客席中央付近で演奏。もはや歌詞は聴こえない。どっちを見たらいいのか分かりません（笑）。兄も見たいがギターとドラムも見たい。戻って来てハンドマイク。ドラムにのってマイクを振り回す。そのままアンペグの上へ。大丈夫か？ スタッフが必死でアンプを支える。叫び歌う。天井のライトに兄がつかまるので ライトが落ちるんじゃないかとヒヤヒヤしました。いや久しぶりにすごいの見たわ。
鳴り止まぬ拍手。鳴り続ける拍手。

兄登場。右足がつったのでもう出来ないのだそうです。告知して終了。良いライブでした。満足。

REPORTED BY みるく☆さん