2010.5.24@梅田/Shangri-La
ART-SCHOOL/LOSTAGE 「BRAIN DEAD 2010 TOUR」

1.ひとり
2.断層
3.喉
4.TABACCO
5.DAILY NEWS
6.RED
7.眩暈
8.BARON
9.カナリア
10.夜に月
〜encore〜
11.MIND JIVE
12.海の果実

ART-SCHOOLとのスプリットツアー。大阪ではやはりLOSTAGEが後で出てきました。シャングリラでのLOSTAGEのライブを考えると、過去最高の動員だったのではないでしょうか。それくらいお客さんが多かった。

3曲目までは先日の奈良と同じ曲順。拓人君の気合が入っているのがよく伝わる。「喉」のギターソロが見せ所。もっとねちっこくなれば良い様な気がする。

4曲目に奈良では演奏されなかった「TABACCO」が。憎いほどよく出来た曲。同業者が悔しがるのは間違いないと思う。こういう曲を聴くと、すごいバンドなんだと改めて関心する。

全体的な感想で言うと『とても乱暴なサウンド』という印象を受けました。それは良くも悪くも。ライブを重ねる毎に良くなっていくのでしょうが、全開まではまだまだなような気がします。まだ雑というか、バラバラな印象派が残る。それでも十分にカッコイイのですが。でもまだまだ行けるはず。

アルバムのラスト・チューン「夜に月」で本編終了。マイブラとソニック・ユースへのオマージュに聞こえる。

アンコールは旧曲を2曲。「MIND JIVE」の途中で岩城君の演奏がいきなりストップ。岩城君はその後しばらく手元を見ていましたが、演奏を再開。何だったのでしょうか。やはり盛り上がる曲なんだなと思った。が、まだもう一捻り欲しいような気も。

「海の果実」も基本的には「1本ギターが抜けているんだな」と感じるアレンジ。とてもスローに演奏されました。

ここ2回のライブを見て思ったのは、今のLOSTAGEのライブの良し悪しを左右するのは拓人君のギタープレイだということ。これは間違いないと思います。音響の影響もあると思いますが、今日はミストーンがすごく目立ちました。

新曲に関してはこれからどんどん良くなっていくのでしょう。旧曲に関してはまだ聞き手側の慣れが必要なのかもしれない。

REPORTED BY robin