2010.11.7@新代田/LIVEHOUSE FEVER
The Sound Of Fury #0

REPORTED BY kikuoさん

1.ひとり
2.断層
3.カナリア
4.UFO(新曲)
5.夜に月
6.手紙
7.MIND JIVE

LOSTAGEは5組中4番目の演奏。この日の競演は爆音でモッシュ・ダイブが当たり前というバンドばかり。この日初ライブだったATATAもフロアがかなり盛りあがっていたので、LOSTAGE が一番静かな演奏に聴こえてしまいました。演奏自体はいつもと変わらず、大人しいものではなかったのですが。

「断層」では最初の歌が入ったあとお兄ちゃんはマイクをスタンドごと倒し、そのまま拓人君の前に移動しそちらのマイクで歌っていました。エフェクターは移動できないのでお兄ちゃんの後ろから拓人君がひょいと足を伸ばして踏み替えていました。自分のマイクスタンドが直されてもずっと拓人君のマイクで歌い続けるので、拓人君はいつもの兄のポジションに移動。ピックも兄のものをつかって、たまにエフェクター踏み替えに隣に足を伸ばしていました。ここでは『戦争だと思い込んだ』の歌詞が出て来なくてお兄ちゃんが口を開けて黙ってしまう場面もありました。

「カナリア」ではイントロで拓人君がエフェクターを踏むのですが、踏み込んだ足で深くかがみ込み、ギターの音を溜め、そこから勢いのあるギターフレーズへと躍動感のある演奏を見せてくれました。最近この曲は磨きがかかってどんどんカッコよくなっている印象があります。

「MIND JIVE」でも最初の方で兄がマイクスタンドを倒し、そのまま拓人君のギターで歌っていました。曲の後半、兄が身体を曲げてステップを踏んでいましたが、農作業をしているような動きに見え、ちょっと笑ってしまいました。

MCでは拓人君が「今日兄貴が誕生日なんですが、ATATAも今日が誕生日ですね」と今日がライブ初お披露目のATATAにお祝いのコメント。兄は柏でのライブ同様大きな声も出ることをアピールしていましたが、普段出さない大声でのMCはやりずらいようで、PAにマイク音量をあげて欲しいと頼んだりしていました。 モッシュ・ダイブこそありませんでしたが、お客さんも乗っていてメンバーも楽しそうで、悪くない演奏だったと思います。