2010.11.23@新宿/MARZ
FLAKE RECORDS 4th Anniversary DESMOND & THE TUTUS JAPAN TOUR 2010

REPORTED BY kikuoさん

1.ひとり
2.カナリア
3.SF
4.UFO
5.RED
6.TOBACCO
7.手紙

FLAKE RECORDS 4周年イベント、南アフリカのDESMOND & THE TUTUSの日本ツアー、東京2DAYSの2日目。ツアー最終日。

前日とセットリストをガラリと変えてヘビーな旧曲を加えてきてくれました。 東京2DAYS両方間見に行った自分には嬉しい限りです。前日同様バンドの調子も良いようで、演奏のテンションも高かったです。

「TOBACCO」の前にMCで戦争が起きるかもしれないというニュースがあったことに触れました。お兄ちゃんは「ロックバンドが戦争反対っていうの、昔は寒いと思ってた」と言い、暗いニュースの一方で、今回の企画のように南アフリカからバンドを呼んでツアーをしてくれる人もいること、できることはほとんど無いのかもしれないが、この日のライブで楽しかったことを皆が日常で思い出してくれたら戦争のような出来事もなくなるかもしれない、というようなことをゆっくり語っていました。

最後に拓人君が曲を間違えるというハプニング発生。「夜に月」を演奏し始めた拓人君を凝視する兄。それに気付いた拓人君、演奏を止めます。その後兄は無言のまま“どうぞ”という風に手をかざして演奏を始めるように促すのですが、やはり「夜に月」が始まるので兄が手で制止。また手振りで演奏を始めさせて・・・と同じことを繰り返す。

アイコンタクトと手振りのみのやり取りだったので、犬の訓練をしているようになっていました。そのうち兄は苦笑しながらマイクに向かって「その曲違うやん!せっかく良いこと話していい感じで最後まで通せそうだったのに」と文句を言う。「肝心なときにダメなバンドなんです」とも言っていました。

拓人君は「今のは僕が完全に間違えました。」「みんな、どっち聴きたい?」と、申し訳なさそうにしていました。

そうして演奏された「手紙」。演奏自体は良かったのですが、この曲はギターが一本無いというハンデがアレンジで埋められていないと思います。どうしても、もう一本のギターフレーズを頭の中で再生しながら聴いてしまう。4人時代の曲を知らない人には、この音は聴こえてないと思うと残念というか、口惜しいですね。