2011.6.19@大阪城音楽堂
想う壺音泉!

1.HELL(新曲)
2.TOBACCO
3.言う(新曲)
4.楽園(新曲)
5.ひとり
6.手紙

想う壺音泉!FM802「MIDNIGHT GARAGE」10th ANNIVERSARY。

ロストエイジも今年で10年。

土井コマキさん、いつもロストエイジを取り上げてくれてありがとう!

天気予報は雨だったけど、ロストエイジの出番のときに雨は降らなかった。

これ良いことやね。

ちょうど前日に8月に出る新作の流出騒ぎがあって、この日の天候のようにどんよりした重い空気を纏ってステージに立っていた3人。

それでも出音はクソ格好良かった。

「HELL」はすごくライブ映えする曲みたい。

隙間の多い「言う」も野外のステージに気持ちよく響く。

フジロックでロストエイジを見たい。

このときそう思いました。

新曲「楽園」が終わって、五味兄がMCで「違法ダウンロード」のことを話しだしました。

「これからやる曲を1曲削るから、言う」と、どうしてもそれを話さないと前に進めないといった感じでした。

ロストエイジを知らない観客は冷ややかに彼らを見ていたりしましたが、決してまとまることのない複雑な思いを、何とか吐き出していた五味君の顔は今にも泣き出しそうでした。

そのあとの「ひとり」でも正直別次元の格好良さを醸し出していました。これが伝わらなかったとしたら悲しいが、伝わらないのなら、もうそいつはしょうもないヤツなんやと思います。
「手紙」、野外のステージに気持ちよく響く拓人君のギターと悲痛な五味兄の叫びが何とも胸に染みました。

この日のイベントを通して言うと、この日はロストエイジの次に出たキング・ブラザーズの日でした。

この人たちはいつも全部持っていく(笑)。

マーヤがステージで「違法ダウンロード」についても観客に叫びかけていましたが、それは壮観としか言い様のない光景でした。

彼らには迷いが無い。

少なくとも外から見ている僕らにはそう見えました。

ここはロストエイジと決定的に違うところかもしれない。

でもロストエイジは、これからしっかりと前に進んでいくと思います。良い刺激にもなったのではないでしょうか。

願わくば彼らにもあれくらいになって欲しい。

がんばって下さい。

マーヤも「がんばりましょう!」と言っていたよ。

REPORTED BY robin