2012.4.1@心斎橋/PANGEA
CRYPT CITY & LOSTAGE split 7inch release tour 2012

1.BROWN SUGAR(新曲)
2.HELL
3.12
4.断層
5.BARON
6.喉
7.PINK(新曲)
8.65 SHADOWS(新曲)
9.楽園
10.DOWN(新曲)
11.カナリア
-アンコール-
12.瘡蓋(新曲)
13.ひとり

CRYPT CITYとのスプリットツアー大阪編。まだ4箇所目とのことですが、各地ソールドアウト状態が続いているようで、いい感じがこちらにも伝わってきます。r> 日本にあるのかないのか、もう定かではない『ロックシーン』の最先端を行く両バンドの対バンとあって、見逃すわけにはいかない。

最初に出演のCRYPT CITYがやはり渋かった。噂に聞いていた「TELEVISION CITY」のカヴァーが聞けなかったのは残念ですが、CRYPT CITYのライブを1時間越えで見たのは初めてでした。

LOSTAGEは新曲「BROWN SUGAR」という曲からスタート。めっちゃ短い曲でした。早い。アルバムの1曲目になるのでしょうか。そんな疾走感のある曲でした。

今や鉄板である「HELL」〜「12」の流れがもう最高。滑り出しとしては完璧じゃないでしょうか。五味君の声はかなり掠れ気味でした。

「断層」はいつものように拓人君のギターがすごく乱暴だ。五味君の音程は珍しくずれていなかった。ように思う。

「BARON」は今日のライブでは個人的に一番グッと来た。拓人君のコーラスはかなり良くなったのではないでしょうか。練習したのかな。岩城君が刻むリズムがとても小気味いい。フィルのセンスがやっぱりすごい。

「喉」の拓人君のギターは今日もかなり暴れん坊でした。「喉」に関しては、もうかなり長い間まともな演奏を聴いていないように思う。とても残念だ。

そして新曲へ。「PINK」。これすごいカッコイイ曲です。頭の中がチカチカする。

MCを挟んでスプリット7インチに収録の「65 SHADOWS」へ。これもすごくいいですね。アルバムにも入れたらいいと思う。スプリットだけで終わらせてしまうには勿体無い出来。終わり方がすごく良い。ここだけでも良い感じ。

「楽園」を挟んでまたも新曲「DOWN」。ベースリフから始まって、目まぐるしく展開が変わっていきます。最近のLOSTAGEの曲はシンプルにすんなりという曲は少ないように思う。

本編ラスト「カナリア」。これももうラスト定番に成長した。4人編成時代の「MIND JIVE」の位置づけになるのかな。

アンコールでは五味君から「ギターソロが格好良いやつ。ジミー・ペイジみたいなやつ」と紹介があって新曲「瘡蓋」。出だしはモロZEPPELIN。中期の「Ocean」辺りの感じが。注目のギターソロは最近の拓人君らしいハードロック・ギターソロでした。

そのままラスト「ひとり」に突入。こちらもアンコールのラストソングとしては最強の曲になった。最高に気分の良い終わり方でした。今日のライブで感じたのは、3人編成になって、ここに来てやっと、しっかりとしたライブの『型』が出来上がったということ。もう流れを遮る旧曲に頼る必要も無くなったと思います。偉そうな言い方ですが、一皮向けたと感じました。アルバムが楽しみです。

REPORTED BY robin