FM OSAKA『ROCK the RADIO』2007年7月19日放送

ここからはROCK the GUESTのコーナー。今晩はlostageをお迎えしました。いらっしゃいませー。

五味兄、清水:よろしくお願いします。

スタジオ前の皆さんも大変お待たせ致しました。沢山集まってくれてますね。

五味兄:有難う御座います。

もう、早速買いたてのアルバムを持ってきてくれてる方もいますし。

清水:あー有難う御座います。

今日はその中身についてもいろいろとタップリ伺っていきたいと思います。今、ライブストリーミングでスタジオの風景も全世界配信中ですので。

五味兄:全世界にですか?

全世界にですね。大げさな言い方ですが(笑)。なのでたまにはカメラ目線なんかも頂きつつお願いします。

五味兄:はい。

lostageからはこのお二人が来て下さいましたので、自己紹介をお願いします。

五味兄:ベースとボーカルの五味岳久です。

清水:あの・・・ギターの清水です。清水雅也です。

五味兄:よろしくお願いします(笑)。

清水:よろしくお願いします。

この番組は実は3回目の登場になるんですけれども。さっきもね、このコーナー始まる前に3回目とは言っても、前回がもう1年半前だったということで。

清水:そうですねー。はい。

久しぶりですよね。

清水:久しぶりですね。

五味兄:忘れかけてました。

えっ?この番組のことを(笑)。

五味兄:いや・・・自分がバンドをやっているということを。

あははは。うそー。もうね、アルバムも届いてますし、嬉しいです。このタイミングでお会い出来ることになりましたけれども。まー1年半というと、いろいろな事があったでしょう?

清水:あーそうっすねぇ・・・いろいろ。いろいろだらけやなぁ。

五味兄:結構でもすぐでしたね。前に(アルバムを)出してから。

早かったですか?

五味兄:バタバタしてたので。

そうなんでしょうね。そういう事なんでしょうね。

五味兄:声小さいですか?

大丈夫ですよー。

五味兄:あっ大丈夫ですか。

スーパーミキサーが調整致しますので。

清水:すいません。

どんな声でも拾っていきますので。逆に私の(声が)大きすぎたら言って下さいね。

五味兄:はい(笑)。

たまに耳がキンキンするって言われるので(笑)。

五味兄:大丈夫です。

7月18日にlostageは2ndフルアルバム『DRAMA』をリリースしました。この梅田タワーレコードにも沢山並んでます。

皆で拍手。

直ぐこのスタジオの近くにJPOPコーナーがあるんですけれども、凄く良い場所に!

五味兄:あー、さっき行って来ました。

見ました?

五味兄:はい。

ねー。lostageコーナー出来てましたね。

清水:恐縮ですね。

本当にタワーのスタッフの方も一押しみたいな感じでPOP書いてらっしゃいましたよね。

清水:はい。

五味兄:有難う御座います。

清水:有難う御座います。

皆さんもせっかくですからタワーレコード梅田大阪マルビル店でね、また見て手にとって頂きたいと思います。この番組を1年半前に登場してくれて、今日までの間いろいろバタバタしてて忙しくてという話がありましたけれども。前のアルバムのリリースもあってツアーもありましたしね、本当にいろんな事があったこの1年半ですけれども。2ndアルバムがようやく昨日リリースになって今の気分はどうですか?五味さん。

五味兄:やっぱ嬉しいですよね。一昨日かには店頭に並んでたと思うんですけども、号泣ですよね家で。

なんかblog読んでたら。

五味兄:僕のblog?

はい。マジ泣きしたみたいに書いてあって。

五味兄:友達のライブを観に行ってて、携帯の電池が切れてたんですけど、帰って電源入れたら「おめでとう」っていうメールがいっぱい着て。一人で号泣でしたね。

ちなみに前のアルバムがリリースされた時っていうのはどうだったんですか?まぁそれはそれでね、おめでとうだったんでしょうけども。

五味兄:前のアルバムの時どうでした?(清水君に振る)

清水:前のアルバムも嬉しかったですけど、今回のアルバムは凄い待たされた様な気がして、凄いじらされてましたね。

五味兄:前は泣かなかったですね。

清水:そうですね。

そっかー。今回はちょっと泣けちゃった?

五味兄:まぁ、そうですね。酔っ払ってたんでそれもあるかも。

でも泣けるほど良い日が迎えられて、本当に良かったですよね。

五味兄:はい。(清水君の方を見て)お前は泣いてないよな?

清水:僕は泣いてない。

五味兄:俺だけやよな?

清水さんは泣いてない?

清水:まぁ、いわゆる感動ってやつですね。へへへへ(笑)。

五味兄:(笑)。

心の中では感動の涙を流していたと?

清水:まぁ、そうですね。凄い感動しましたよ僕も。

ねーそうでしょうね。じゃあちょっと早速なんですけれども、そのアルバムのオープニングを飾るナンバーを皆さんに聴いてもらいたいと思いますので、曲紹介をお願いします。

清水:はい。lostageで「RED」。

REDが流れる。

lostage「RED」をお届けしました。7月18日昨日リリースされたばかりの2ndフルアルバム『DRAMA』からの1曲でした。改めてROCK the GUEST今晩はlostageから五味さんと清水さんをお迎えしています。改めてよろしくお願いします。

五味兄、清水:よろしくお願いします。

今日は他のメンバーはどの様にされているんでしょうかね?

五味兄:仕事行ってますね。

清水:あの、五味の拓人っていう弟がいるんですけど、仕事場が大阪やのになんで見に来てへんのかって。・・・ちょっとおかしい。

五味兄:梅田や、梅田や、あいつ。

本当ですよね。今、聞いてるかなー?

清水:いやー聞いてないんちゃいますかね。

仕事中やったら聞いてないよね(笑)。こんなに沢山ファンの皆さんが来てくれてるのに、メンバーが来てくれたらちょっと入ってもらうんですけどねー。

五味兄:来てないですね。

でも、まぁいわゆる地元という事で、こういうオープンスタジオっていろんな意味で緊張しますよね?

五味兄:しますね。

清水:しますね(笑)。

さっきもね「RED」をお届けする前に曲紹介してもらって、マイクが放送に乗るスイッチがあるんですけどね、それを切った途端にお二人「はぁーーー」って深い息を漏らしてらっしゃいましたけど(笑)。

清水:ふふ。

どうですか少しはリラックスしてきましたか?

清水:そうですね。お水がおいしいです。

あはははは。

清水:お水で何とかなります。

五味さん、お兄ちゃんはまだ緊張気味かな?

五味兄:全然ダメですね(笑)。

あはははは。じゃあ、私がどんどん質問していきますのでね。

五味兄:お願いします。

はい。やっぱり何と言っても2ndフルアルバム『DRAMA』の話を聞きたい訳なんですけれども。

五味兄:はい。

これは何時ぐらいからアイデアも含めて動き出したんですか?このアルバムに向けては。

五味兄:去年の6月ぐらいか?9月か?

清水:9月やろ。9月ぐらい。

五味兄:でも1年ぐらいですね。

清水:そうですね。

そっかー。どちらにしても年をまたいで1年近く作ってきた訳ですけれども。

清水:そうですね。

例えば前のアルバムはどれくらいの制作期間で生まれたんですか?

五味兄:前は結成してから、出そうとなるまでに作ってた曲とかをまとめるみたいな感じやったんで、別にその為に・・・

レコーディングはし直してないんですか?

五味兄:し直したんですけど。その為に曲作ったりとかはあんまりやってなくて。

そうか。作る時間はね。

五味兄:今回はそれを作る為にいろいろスタジオに入ったりだとか。

じゃあ、一からですよね。

五味兄:そうですね。

リリースが決まって、製作するに当たってアイデアというかビジョンみたいなものはあったんですか?何かこんな風にしたいとか。

清水:うーーーん。

五味兄:(清水君に対して)あったんですか?

あったんですか?清水さん。

清水:まぁええや・・・

五味兄:別にそこまでビジョンというのは無かったんですけれども、前のよりは良いのにしたいなという。

そうですよねー、より(良く)。やっぱり1枚目出したらその時点でもちろん最高の物、今出せるものだと思うんですけど。やっぱり欲とかこんな風にしたいとかは、作れば作るほど生まれてくるものだと思うんですけれどね。

清水:そうですねー。

で、実際出来上がってみて、きっとこの2枚目は2枚目で、大きな特徴みたいなものがメンバーにも見えたと思うんですけれども。

清水:そうですね。

清水さんそれはどうでしたか?どんなものでしたか?

清水:スケールが違いますね。やっぱり。

うん、うん、うん。

五味兄:何の?

清水:えっ?!

(2人のやりとりを見て笑う)ふふ。

五味兄:何の?

全ての?

清水:楽曲の振れ幅っていうのが・・・そういうこと。

(しばしの沈黙)

清水:ぶはっ(笑)

五味兄:(それで)終わり?終わり?(笑)

あはははは。

清水:広くなったんじゃないんですかね?(笑)

なんせスケールが大きくなった?

清水:大きくなりましたね。

うん。

清水:漠然とし過ぎてますよね?

いや、でもいいと思いますよ。

五味兄:説明すんのが難しいですよね。

そりゃそうですよね。どうしても全体的なイメージで、1曲、1曲、細かく聞いていけばね、いろんなエピソードとかあるとは思いますけれども。私もすごく漠然というか一言なんですけど、とにかく爽快でしたわ。

清水:あ、そうですか。

五味兄:有難う御座います。

うん。そんな感じがしました。きっとね、もう既に聴かれてる皆さんもいると思うし、今日帰って楽しみに聴く方もいますけれども、どんな風な感じなのかいろんな意見聞いたりするのも楽しみですよね。

清水:そうですよね。

ねー。

清水:そうですねー。ぐふふふ(笑)。

(冷ややかな視線を清水君におくる五味兄)

五味さんどうしたんですか?

五味兄:いや、そうですね(笑)。

うん、そうですよね。

五味兄:はい。

作品が出来上がったらもちろんライブでも。もう既にライブでこの中の曲達っていうのはやっていって?

清水:やってます。やってます。

どうですかライブでの手ごたえっていうのは?

清水:結構去年ライブやってきてたけど、新曲披露ってやってる曲の方が反応いいですね。

出来たらすぐにライブで出すっていう感じなんですか?

五味兄:とりあえずやってみて反応を見てみたりだとか。やって気持ちいいかどうかとか・・ですかね。

そこからねライブの反応を見て、またちょっとテコ入れして、レコーディングするっていうこともあるわけですかね?

五味兄:そうですね。1回やって全然違う曲に変わってたりだとか。やり逃げ見たいなものもあったりとか。

あははは、それある意味聴けたら凄いレアですよね。

清水:あーありますね。

ねーそうですよね。

清水:そうですね。

ちなみにこの『DRAMA』の中に入っている曲達で、特にメンバーそれぞれで心に残っているいろんな、例えば製作段階でとか、ライブでやってとかあると思うんですけれども。清水さんはあえて上げるとしたら、この曲の中で作ってる途中で凄く「こんなことあったなー」「こんなこと思ったなー」っていうのが色濃く残っている曲って例えばどれですかね?

清水:一番作ってて楽しかったのが「公園の裏の黒い蝉」っていうやつですね。

具体的にはどういうところが楽しかったですか?

清水:なんかメタルロックンローラーみたいな気分にさせてくれましたね。

おーー。

清水:こんな、こんな感じでやってましたね。(手でポーズを決める(アイラブユーを意味するアメリカのフィンガーサインの様な形))

あははははは。

五味兄:スタジオでもやってる。

これからその今の姿を想像しながら聴くわ(笑)。そうですか。五味さんはどうですか?

五味兄:僕ですか?どの曲ですかってことですよね?

でも良いし。なんかこう、例えば出来上がったときに聴いて「この並びは俺は」みたいなのでも良いし。

五味兄:1曲目のさっき流れた「RED」っていう曲が好きですかね。変拍子が結構好きなので。

あー私も好きです。ライブとかに行って、例えば4つ打ちとか凄くノリ易い感じの曲の後に変拍子とかがきたら、一瞬お客さんとかがどうリズム取っていいんやろーっていう時に、凄く器用にノレたりすると「イエーイ!」って感じになる(笑)。

清水:それただの優越感やん(笑)。

そうですね(笑)。そんな楽しみがあったりとかするんですけど。だから私も凄い変拍子が好きなんですよ。だから「RED」とかそういう意味では面白いなーと思ったりしますけどね。全体的に出来上がって初めて通して聴いたときにどうでしたか五味さん?どんなことを思いました?

五味兄:最初に聴いたときとか?

うん。

五味兄:結構いいなーと思いましたけどね、自分のやつ。あんまり自分のやつ聴かないので。

そうなんですか?

五味兄:そうですね。

へー。

五味兄:でも今回のは今までで一番聴きましたね。

おーー。

五味兄:今日も聴きましたね。

あっそうなんですか!

五味兄:昨日も聴きましたね。

毎日聴いてるんだ(笑)。でもそれはある意味嬉しい変化ですよね。今までそれが無かったということはね。

五味兄:そうですね。いいなーと思って聴きましたね。

最高ですね、やっぱり自分でいいなーって思えるってね。清水さんはどうですか?

清水:いやーこれは名盤になるなーって。なってしまうぞと思いましたね(笑)。

五味兄:お前でも結構自分のよく聴くよな。

清水:何?

五味兄:結構昔から。

清水:知らん。

あはははは。

清水:知らん。

五味兄:自分好きやもん。

清水:知らん。

ちなみに私は自分の番組の録音の分とかめっちゃ聞きますよ。

五味兄:どこを聞くんですか?

そうですね、私結構逃げるので例えば「あそこ間違えたな」とか「あそこちょっと」と思うところは飛ばしますね。

五味兄:あー後で聞いてですか?

後で聞いて良いとこばっかり聞きますね。

五味兄:良いとこ?

まぁ、あるかどうかはねリスナーの皆さんには分かりませんけど。自分なりに好きなとことかはね、結構繰り返し聞きますね(笑)。

清水:ああ・・

清水さんとそういう意味では合うかな?

一同爆笑

ジャケットもCDショップにいっぱい並んでるんですけれど。お客さんとかってまず初めにジャケットに出会うじゃないですか、そしたら砂漠に額縁が突き刺さっているというか・・・

清水:突き刺さってますよ。

佇んでいるというか、あるんですけれど。ここに何が映っているかというのは、非常にちょっとぼんやりしていて、何だろう?というとこが逆に面白いなーと思って。

清水:そうですね。

何か見えてきそうですね。

清水:ご想像にお任せします。

アルバム聴きながら見てたら何か見えてきそうな感じがしますけれどもね。これを目印に是非タワーで皆さん探してみ見てください。

五味兄、清水:お願いします。

中のジャケットのアートワークなんかも非常に凝っていて1ページ、1ページ、凄い楽しんで見ることが出来ましたね。

清水:ありがとうございます。

五味兄:どうですか?

あのねー。私ホームページで、今回のこの『DRAMA』リリースに当たっての、lostageのロングインタビュー。オフィシャルのホームページからもリンク貼ってた。

五味兄:あー、はいはい。

ロングインタビューを読ませてもらったんですけれども。凄くいろんな想いが、音はもちろんいろんな想いがめっちゃ詰まった1枚やなと思ったので、自分的に凄い大事に聴きたいなーっていつも以上に思いました。

清水:有難うございます。

五味兄:インタビューをやってくれた人が(今日)来てて。

どちらにいらっしゃるんですか?

五味兄:ここに居ます。(ガラス越しにファンサイトの管理人を指差す)

清水:(同じく管理人を指差す)ここ。ここ。

(管理人に向かって)あーー!凄い良かったです(笑)。

一同笑い

皆さんもよかったらページリンクしてますのでね。

五味兄:昨日アップされてんな。

清水:そうですね。よかったら。

凄く読み応えがありますよ。凄くリラックスしていろんなことに答えているので、なかなかああいうインタビューを読めるチャンスってないなーと思って。そういう意味でもね貴重だなと思いましたね。で、作品もリリースされて既にライブでもその中の曲をどんどんやっている訳ですけれども、今後もそのチャンスがいっぱい待っています。

(ここからはライブ告知)

毎月関西圏で楽しみが待っていますね。

清水:そうですね。

五味兄:大阪のワンマンは初めてです。

そうですよー。思い出の十三ですねー。

清水:思い出?!(笑)

この夜はきっと・・・。

五味兄:ヤバイですね。

ワンマンの日、9月23日の日曜日十三FANDANGOです。

五味兄:よろしくお願いします。

じゃあまたライブでお会いできるのを楽しみに。今日来て下さった皆さんとリスナーの皆さんにメッセージ頂けますか?

清水:(片手を上げて)ありがとぉー。

一同笑い

五味兄:有難う御座いました(笑)。

有難う御座います。

五味兄:もうちょっとしゃべれる様にがんばります。

清水:がんばります。

え?いいですよ。そのままで居て下さい。曲が雄弁ですので(笑)。それでもう十分だと思います。こちらこそ今日は来てくださって有難う御座いました。

五味兄、清水:有難う御座いました。

というわけで、今日のROCK the GUESTのコーナーは7月18日昨日、2ndフルアルバム『DRAMA』をリリースしたlostageから、五味さんと清水さんをお迎えしました。それではお別れにもう一曲お届けしますので・・・。

清水:ぶはっ(突然飲んでいた水を口から噴出す)。

一同大爆笑

(慌てて笑いながら)うわぁーー清水さん大丈夫?!清水さん大丈夫?!(笑)

五味兄:汚いなぁーお前・・・・

清水:ぶふっ(笑)

お水が喉につっかえてしまいました。じゃあ曲紹介を五味さんからお願いします(笑)。

五味兄:じゃあ、lostageで「ドラマ・ロゴス」。

ドラマ・ロゴスが流れる。