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Interview Part 3

Tomokazu Iwaki/Takuto Gomi

今までのアルバムでは製作に当たって喧嘩だったりトラブルとか揉め事とかあったじゃないですか?今回は何かありましたか?

五味兄:何かあったかな?

拓人:アルバム作ってるときにですか?

作っているときか、作るに当たって。

岩城:でも、ツアーしながらやってたから喧嘩する暇もなかったよな?

五味兄:あーそうか。

拓人:曲も全部出来ていないまま、スタジオの日程が決まっていて、スタジオに入って残りの曲を作るみたいな。

五味兄:そう。

曲はその時点でどれくらい出来ていたんですか?

五味兄:5割ぐらい。

中野:最初は6日位スタジオに入ったよな?

五味兄:2回か3回位に分けて入ったんですよ。最初にスタジオに入って・・・

中野:そのときに10曲位出来てた?

五味兄:原形が10曲位出来ていて、後は次までに練ってくるみたいな感じで。練ってきたり、その曲よりも良い曲が出来て差し替えたりして。

中野君が加入してから展開が異常に早いなと思ってね。どんどん、どんどん前に進んで行くという感じがしますけど。

中野:CD出さなアカンかったもんな。

拓人:リリースのタイミングとか会社的な都合とかもあるから。

五味兄:締め切り。

締め切りがないとグダグダになりますもんね。

五味兄:僕らは余計にケツを叩かれないとやらん感じなんで。あって良かったなと思いますけどね。放っておいたら誰もやろうって言わんからなぁ。

拓人:録音しようってならへんか(笑)。

そういえば「ゆっくり腰を据えて作ってほしい」という感想もありましたけどね。

岩城:あー。

五味兄:でも、それは余裕のあるバンドというか。ぶっちゃけると、僕らは完全な余裕みたいなのはないし、働きながらやって、会社からもお金をちょっと貰いながらやったりとか、締め切りとかあったりしながらやる中で、「腰を据えて自分のペースでしかやりません」と言うのはちょっと我侭やと思うんですよ。ほんまに金持ちのボンボンが集まってやってるバンドやったら、腰据えてやれると思うんですけど、まぁ凄い前作が売れてるとか。そういう訳ではないのでそれはちょっと今は無理かな。

そういうバンドって本当に極一部の一部くらいですもんね。

五味兄:そういうやり方もあるとは思うんですけど、僕らの今の環境や状況だと、じっくり腰を据えてやろうとするとちょっとやり方自体を変えないといけないので。仕事メインにして週末ちょっとずつ10年位かけて作るとか。それすると今じゃなくても出来るかと。

まぁそうですね。

拓人:今メジャーからCDを出せたりするのも、もしかしたらこれから無くなるかも知れんし。今出来るのは今のタイミングしかないから、それやったら今出来るチャンスの中でやった方がいいんとちゃうかみたいなのを、中野さんが言ってました。

一同笑い

中野:ふふふ(笑)。

五味兄:言ってましたね(笑)。

拓人:「せっかく出来るねんから今やらな」って中野さんが言ってました。

その中野さんは一言ありませんか?(笑)

中野:そうですね、まぁ・・・でももうちょっと時間かけたいけどなぁー。

五味兄:それは俺も毎回思うわ。

拓人:今回と前作で、レコーディングスタジオに入ってから曲を作るという作り方が多かったんですけど、それがもうちょっとキツイなぁみたいなのがあって。

現段階ではそれが吉と出ているじゃないですか。

五味兄:結果として、作品にですか?

うん。そうでもないですか?

五味兄:捉え方にもよると思うんですけど。

今回は「サーカス」でしたっけスタジオで作ったのは?

拓人:「サーカス」と「点と線」と・・・

五味兄:「噂」もやな。「噂」なんかは最初は「ダサイ」とか言って、「こんなんやりたくない」って言ってたもんな。

「噂」もびっくりしまね。

五味兄:「SUNDAY」もやりたくないって言ってたもんな。

アンケート結果で好きな曲3曲を選んで下さいというのがあったのですが、これもね、面白い結果になっているんですよ。ちなみに1位は何やと思いますか?

拓人:1位は「SURRENDER」、2位は「SUNDAY」、3位は「SF」やと思う。

五味兄:俺は1位は「SUNDAY」やと思う。

拓人:4位は「点と線」かな。

岩城:「噂」ちゃう?

拓人:「噂」は意外に低いねん。

岩城:ああそう。

五味兄:「SUNDAY」と「路地裏」やで。

拓人:「路地裏」は何かこの間・・・

五味兄:「路地裏やで!」とか言ってるのも何か恥ずかしい(笑)。

一同笑い

拓人:あれはライブの方が良かったな、音源よりはな。

ほう、そうなんですか。

五味兄:下北沢シェルターでこの間初めてやって、意外に音源で聴いてた感じよりもライブでやってる感じの方がしっくりきた。

拓人:良かったな。

五味兄:1位なんやろ?

結果はこれですね。拓人君の言った通りですね。

五味兄:おー、結構これ凄いな。

拓人:うわ「点と線」少なっ!

「点と線」は少ないですね。

五味兄:おー2%(笑)。

岩城:2%。

拓人:マジ?

五味兄:一番少ない(笑)。

「SF」、「SUNDAY」、「SURRENDER」はとっつき易い曲かなと思って。ただこれは「3曲だけ選んで下さい」というアンケートだったので、みんな「3曲は選べないです」と言う感想が多かったですね。「3曲は無理」という感じで、それで選ぶとこうなるという状況みたいなんですけど。

五味兄:11曲あって3曲選ぶのって普通やと思うけど(笑)。

拓人:でも、やっぱりこうなるねんなぁ。プロモとかになると。まぁそれで入ってくるねんもんな。

五味兄:プロモとかになったからじゃないやろ?いい曲やからこれにしたんとちゃうん?

拓人:まぁそうやけど。いや、でも聴く人からしたらこれのプロモ見てアルバム買ったりするから、入りがこれになるから。

五味兄:あー、思い入れがな。

拓人:やっぱり1枚目が好きみたいな、そういう。一番初めに聴いたやつが。

中野:なるほどなぁー。

「点と線」もスタジオで作ったんですか?

五味兄:そうですね。ダサすぎるって言って。拓人が半泣きになってたな(笑)。

拓人:「点と線」「あめんぼ」「路地裏」「噂」・・・。

五味兄:半分以上。半分くらいですよね。

拓人:「サーカス」

僕は今上げた曲全部好きですけどね。結果だけ見るとそうなってますけど、他のファンの人もそうなんじゃないかな。「点と線」もめっちゃ好きですけどね。

hanako:私は「あめんぼ」が凄い好き。凄くいい曲、歌詞も面白いし。

拓人:俺も「あめんぼ」がアルバムの中で一番好きやな。

五味兄:マジで?

拓人:たぶん。

五味兄:あれは最初ベース弾きながらやったら「歌えへんわー」と言って、中野と楽器を持ち替えたのに、あれ全体にコーラスが入っているんですけど、その全体のコーラスを中野がベース弾きながらやってるから「出来るやん」って思って(笑)。結構ライブも面白かったな。

中野:うん。良かったなあれ。反応良かったな。

五味兄:意外に出来たな(笑)。俺、別にベースでいいやん。こいつやるなーと思いつつ(笑)。

メンバーの皆さんが3曲選ぶとどうなりますか?

五味兄:好きな曲で?

好きな曲ですね。どういう視点からでも構いませんので。岩城君から言ってもらっていいですか?

岩城:3曲選ぶとしたら「SF」「噂」「風を抱いている」ですかね。

五味兄:え?!(「風を抱いているが」)めっちゃめちゃ意外やわ!

中野:意外やわー。

なぜメンバーはそれが意外なんですか?

五味兄:結構これドラムも単調やし。

岩城:この曲がね、ドラムの音が一番良いと思うんですよ。

中野:それだけやん(笑)。

五味兄:マジ?

岩城:曲も良いし、好きやし。

五味兄:めちゃくちゃ意外やったな。

中野:くく(笑)

「風を抱いている」は単純に意外な曲やなと思いました。lostageが?って思いましたけど。

五味兄:まぁでも、歌詞とかもベタさを出して。

「風を抱いている」のドラムの音を聴いてくれってことですね。

岩城:そうですね。まぁでもね、歌がしっかりしてるから。僕はドラムを歌聴きながら叩くので、歌がしっかりというか、分かりやすい。ドラムに乗せやすいんですよね歌が。

ああそうなんですか?

岩城:だから気持ち良いんですよね。

それは面白い意見ですね。

五味兄:アクセントとか?

岩城:うん。そう、そう。歌に乗せやすいドラムで気持ち良い。「噂」とかもなんですけど。

「噂」もなんですか。

岩城:「SF」は単純に僕らっぽい、結構ハードな、そういう意味で。

五味兄:なるほどね。

なるほど。

岩城:「SURRENDER」も好きですけどね、もちろん。

拓人君は?

拓人:「あめんぼ」「SUNDAY」「CAT WALK」かな。

またそれは?

拓人:今までにあんまりやってない感じが出てる。

「あめんぼ」「SUNDAY」はそうですね。

拓人:今までになかった感じのことが出始めてる感じのする3曲ですかね。

「CAT WALK」は拓人君が飼ってるクロスケのことを書いてるのですかという質問がありましたが?

五味兄:僕的にはそうです。歌詞を考えているときに丁度猫が逃げたんですよ。それで拓人がスタジオに来ていなかったんですよ。「逃げた」とか言って。

拓人:そうやった?

五味兄:まぁその猫のことなんですけど。結局見つかったんですけどね。

良かったですよね。

五味兄:なんかそういう感じかな。猫っぽいというか。

拓人:あ、そう(笑)。

五味兄:気ままな感じが。

「CAT WALK」は曲が短いじゃないですか。あっさり終わるねんなという感じがしました。

五味兄:あれで、グワーってソロとかになったらくどいというか。

今までなら続きで何か入れてくるような曲やなと思いましたけどね(笑)。

拓人:「公園の裏の黒い蝉」みたいになったらマズイなと。

五味兄:やっぱりシンプルにしようっていう風になってたと思うんです。曲も長くするのじゃなくて、どっちかというと削る作業をやったし。『DRAMA』の場合は曲単位もそうですし全体もそうですけど長くて。やってると曲ってどんどん長くなってくるんですよね。もっとこういう展開にしてとか、間奏でもう一捻り入れてとかになってきて。そろそろ良いかなと思ったときには5分とかになる。やってる方は良いけど、最初にパッと聴いて聴きにくいなと。

lostageはアルバムに入れる曲が多いですよね。いつも思いますけど。

五味兄:曲数ですか?でも最近はどんなものなんですかね?

10曲以下のアルバムを作るということには抵抗があるのですか?

五味兄:いや、でも俺はアルバムの理想はTELEVISIONの『MARQUEE MOON』ってあるじゃないですか?

あー、はい。

五味兄:あれって8曲入りですよね?

8曲ですね。

五味兄:あれ位で、ボリュームのある曲とかもあって。

「MARQUEE MOON」(曲名の方)は曲長いですもんね。7分か、8分位ありますもんね。

五味兄:あんなのが良いと思うんですけどね。でも今はメンバー変わってすぐやし、少ないというよりは色々やってみたいなという所がありますね。

あー、なるほどね。さっき中野君が言ってた意見と通じるところですね。

五味兄:そうですね。少ないのも作ってみたいけどな。

拓人:でも俺はどっちかと言ったら長いアルバムの方が好きやな。

例えばどんな?

拓人:今その話を聞いていて、俺が好きなのはどんなんかなって考えてたら、長いかどうかは分からんけど、いろんなバリエーションの曲がいっぱい入ってるアルバムの方が好きかな。

2枚組みとかですか?

拓人:2枚組みはちょっと多いかな。

五味兄:8曲ぐらいでええわ俺。

拓人:ほんま?SONIC YOUTHのアルバムとかも10曲以上・・・

必ず10曲超えてますよね。

拓人: RADIOHEAD『OK COMPUTER』とか。『OK COMPUTER』は10曲位でしたっけ?

『OK COMPUTER』は確か12曲ですわ。

拓人:ああいう、アルバムとしてドーンとコンセプト的なというか。

五味兄:世界がある?

拓人:そう、そう、そう、そう。その方が好きやわ。

五味兄:8曲位で聴き終わって、「ああもう1回この曲聴きたいわ」ってなるぐらいの方が・・・。

拓人:俺はアルバム買ってそれやと、ちょっと物足りない感じがする。自分が買ったら。

曲数が少ないとですか?

五味兄:ほんまー。俺はサクッと終わったらその1曲に対する思い入れが大きくなる。いっぱい入ってたらあれやけど、7曲とかやったら1個1個の思い入れが大きくなる。

拓人:俺はそのいっぱい入ってる中から「俺が好きな曲はどれや?」みたいなのが、だんだん掛けられていくやろ?それが好きやねん。

五味兄:ふっ!(笑)

拓人:篩(ふるい)に掛けるみたいな。

兄弟でずいぶん違うんですね。

五味兄:兄弟でこんな話してることが、ちょっと気持ち悪いな(笑)。

一同笑い

中野君はどうなんですか?

中野:僕は短めが好きですね。

ミニアルバムとかですか?

中野:いや、ミニアルバムよりはフルアルバムで。

何か思い浮かぶのあります?

中野:好きでよく聴くのは、だいたい50分以下位ですね。通して聴ける。

集中力が続かないというのもあるかな。

中野:アルバムという括りで言ったらね。この前のツアーの時もその話をしていて。今はアルバムとかの概念自体も古いなみたいな。

それはそうかもしれないですね。

中野:バンドのエゴやし。レコード会社がただ10曲やったら売りやすいから、10曲でやってるだけで。「1曲勝負なんとちゃうか?」って言ってて、まぁそうやなと。今はそういうことはあんまり考えんとこうと思ってますけど。

昔ながらでずっと変わらないやり方ですもんね。

中野:それに自分が刷り込まれてるから。そういうのが好きっていう。

リリース形態を変えるとか、そういうことも考えているのですか?

五味兄:この間もそういう話になったな。今は曲単位で取引というか売買されているから。

中野:考えているというよりは選択肢をちゃんと把握したいという感じで。

五味兄:どうなって行くか分からないので、何とも言えないですけど。

リスナーの立場で言うとアルバムは欲しいなとは思いますけどね。曲単位はそれはそれで面白いと思うけど。例えば待たされるのが結構かったるいなと思って、作ってから出るまでが時間がかかるじゃないですか?かったるいから曲単位でネットでポンポンと出すのは面白いなとは思いますけど、大事な物として「作品」が自分の手元に欲しいなというのはありますね。

五味兄:それ俺もめっちゃ思うんですけど。

拓人:あれちゃうん?1曲ずつ配信されて年末にまとめて送ってくるっていう。

五味兄:それやってる人がおったで、Todd Rundgrenやったかな。ファンクラブってお金払ってるやん。曲を作ってファンクラブに入ってる人に毎月出来たらすぐ配信されて、1年たったら12曲まとめたアルバムが送られてくる。

拓人:へー。

五味兄:最新の曲を常に聴けるし、物としてアルバムも貰える。そういうやり方やってた。そういう物として持っておきたいというのは僕も凄いあるけど、それ自体がたぶんもう古くなってると思うんですよね。悔しいですけど・・・。この間お前が言ってたやん、CDのことを今高校生とかは「マスター」って言うって。誰が言ってたんやったっけ?

中野:俺。

「マスター」って言うんですか?

五味兄:「マスター」を手に入れたって言って、みんなで回してそれをコピーしてみんなで聴く。だから別にCDを物として持とうという感覚じゃなくて、音楽を単純にそのまま音楽として自分のプレーヤーとかに入れておけばいいっていう感じやと思うんですよ。

そう考えるとアナログレコードって一番離れてるものなんですかね?

五味兄:もうね、全く別やと思うんですよ。

そこまで音楽自体が大切なんじゃないのかも知れないですね。

五味兄:いや逆に、僕が思うに音楽が必用な人はいなくならないと思うので。その大切さ自体は変わってないけど、接し方と言うか作った人から聴く人の所へ、どういう風に流れ込んで行くかという道筋が変わってきているというか。レコードで聴いているから良いというものでもないですし。僕らは思い入れがあったりするので、そのやり方自体は多分残っていくと思うんですけど。今、高校生とか中学生とかにも聴いてもらいたいと思うし、その為に自分らがやれることがあるのに、それをやらずに絶対CDで買ったほうがいいからとか、そんなん押し付けるのは何か違うなと思うし。柔軟にやれたら良いと思いますけどね。

そこは今後のバンドの展開などを期待してもいいのですか?

五味兄:それは僕らに期待するというよりは、業界全体というか。今みんなそれが分からないと思うので手探りでいろいろとやってると思うんですよ。RADIOHEADのお金をお客さんが決めてアルバムをダウンロードするっていうのもびっくりしたけど。結局どうなったんでしたっけ?

確か平均3ポンドか4ポンド位ですね。700円〜800円位ですかね。

五味兄:1枚?

平均が。

五味兄:全然払わなかった人もいる?

ゼロもいっぱいいるでしょうね。

五味兄:それは冒険やったと思うんですけど。そういうことをみんながやって、ちょっとずつやり方が見えてくるのかなというのを、僕らも自分らでやりながら、何かにも期待しながらって感じやから。期待しててもらって良いかは分からないですけどね(笑)。でも、そこは音楽を聴く人も作る人も、皆が真剣に向き合っていって欲しいなとは思いますけどね。タダで聴けますからね。最終的には良心の問題になってくるから。

そうですね。僕ら古い世代ではちょっと分からない感覚なのかも知れないですね。岩城君は曲数が多い、少ないでしたらどっちが良いですか?

岩城:うーん、まぁ分かりやすい短いのも好きですし、HOT SNAKESの赤いやつとか12曲ぐらい入ってるけど、1曲が2分とかで全体が30分〜40分とかも好きですし。KING CRIMSONみたいに5曲で1時間位あったりとかも好きですし。そのアルバム、アルバムのコンセプトというか。

岩城君はよくKING CRIMSONの名前を出しますよね。

岩城:でもやっぱりその辺が好きなんですよねー。

KING CRIMSONの歴代ドラマーでは誰が好きなんですか?

五味兄:そんなにいっぱい居るんですか?

岩城:いっばい居ますよねー。

いっぱい居ますね。

岩城:映像でよく見るのはビル・ブラフォードのときが多いから、その時のイメージの方が強いですけどね。映像でよく見てるので。

KING CRIMSONの映像はよく見るのですか?

岩城:なんか衛星で古い音楽流れてるチャンネルあるでしょう?

ミュージックエアー・ネットワークスですね?

岩城:そう、そう。あれで昔よくやってたのをビデオとかに録ってダビングして、めっちゃ見てたのを覚えてます。その時のバックがサイケな柄の、ライブっぽい映像とか。そのイメージですね。

アルバムが5曲とかですもんね。

五味兄:1曲が10分位あるんですか?もっとある?

10分とか12分とか。

岩城:平気で10分以上とかある。

五味兄:1曲なんか?本当にそれ。

1曲ですね。

五味兄:展開が全く違う感じになったりしますよねプログレって?

そうですね。

岩城:普通にステレオで聴いてたら、あれ終わったかな?と思って(ボリューム)上げたらめっちゃ鳴ってるねん。

一同笑い

岩城:急に「ボン!」って鳴るから寝てるときとかびっくりするねん(笑)。

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