HOME

インタビュー LOSTAGE 10年


2001年秋に奈良にて結成されたロックバンドの10年の歩み。ミニアルバム3枚、フルアルバム4枚、他にもデモやコンピ音源まで。LOSTAGEは10年間ほぼ止まることなくガムシャラに走り続けてきました。

多くの人が初めて彼らのサウンドを耳にしたのは、おそらく『P.S.I miss you』からでしょうか。彼らのサウンドに触れた第一印象は「とうとう日本でもこんなバンドが出てきたか!」というものでした。それは新鮮な驚きでした。「しかも奈良って?」、これも皆が思った印象なのではないでしょうか。

ドラムスのメンバーチェンジが2回、ギターの脱退が2回、代名詞だったツインギターを解消し、スリーピースのバンドになるとは僕らも思ってもみなかったことです。バンド名も小文字から大文字に替わりました。

体制は変われど、ずっと変わらずあり続けるのはLOSTAGEの『音楽的センス』だと思います。言い換えるとそれは『才能』ということになるのですが。結成10年の節目にリリースされる『CONTEXT』もやはり、期待を裏切ることのない極上のサウンドです。『音楽』に関して、彼らはこの10年間期待を裏切ることはありませんでした。これはすごいことです。

インタビューでは『ファンの視点』からその10年の軌跡を追いました。いろんな人に見てもらいたいと思いながら、「よっぽど好きな人じゃないと読まないよな」というくらい長いインタビューになってしまいました。というわけで今回は4回に分けて公開します。

七転八倒、紆余曲折、決して平坦では無かった10年間の道中、場面場面で揺れ動くメンバーの心情風景が伝われば面白いかなと思ってインタビューに臨みました。どうぞご覧下さい。

2011年7月28日 ファンサイト『routine』robin&hanako
(インタビュー収録:2011年6月19日)